2011年6月アーカイブ

ガーデナーズリポート 第89回

6月最終日を迎えた庭園内では、少しずつ四季咲きクレマチスに対する剪定作業をはじめています。一番花の管理作業から、二番花開花に向けての管理作業へとちょうど切り替わったところです。

 

そんな中、遅咲きクレマチスの中でも開花が最も遅い品種のいくつかは、まだ花期が継続しています。

 

白花品種のフルディーンもその中の一つ。つるをぐんぐん伸ばして、花を咲かせます。ポール仕立てのクレマチスコーナーでは、ポールの先端までつるが到達し花を咲かせているフルディーンの姿に是非ご注目ください。

 

ガーデナーズリポート 第88回

リストランテ・プリマヴェーラのフロントガーデンでは宿根草や低木の葉が茂り、初夏の景色に切り替わりつつあります。ヘメロカリスの開花もはじまり、背景ではクレマチス・ジャックマニーもとうとう満開を迎えました。

 

展示棟上のボーダーではダリア・ミッドナイトムーンが黄花を咲かせています。次から次へと花を咲かせてくれるヘメロカリスやダリアは、夏の庭に色を添えてくれる貴重な存在です。

 

ダリア・ミッドナイトムーンと同じような葉色と花色の組み合わせで開花しているのは、リシマキア・ミッドナイトサン。品種名までそっくりです!庭園内の日陰に植栽をしていますが、耐陰性に富み、クレマチスの株元でグランドカバーとしての役割をしっかり果たしてくれています。

ガーデナーズリポート 第87回

スクエアフェンスのクレマチスが最盛期を迎えています。

 

ジャックマニー、セム、テッセン、ホワイト・プリンス・チャールズ、ジェニー、ブルー・エンジェルといった品種を中心に開花をしています。

 

平咲きの品種が主体ですが、ところどころに花形の異なる踊場(おどりば)を入れてアクセントにしています。

 

 

ガーデナーズリポート 第86回

小輪系のクレマチスが見頃を迎えています。

 

チケットセンター前に設置した鉢やカナールフェンスで開花しているのは、トリテルナータ・ルブロマージナータ。フラミュラ系のクレマチスです。小さな花をたくさん咲かせる姿がとてもかわいらしく、花には香りもあります。

 

同じような花色ですが、もう少し花のサイズが大きいメヌエットはヴィチセラ系の品種。ガゼボのフェンスで、プリンセス・ダイアナや踊場と一緒に植栽しています。

 

展示棟下の小さなフェンスで花を咲かせているのは、インテグリフォリア系のブルー・スプライト。コンパクトにまとまる草丈、透明感のある花色、ベル状の花型・・・と魅力の多い品種です。

ガーデナーズリポート 第85回

ピッツェリア&トラットリア「CIAO CIAO」のテラス横では、アジサイ・アナベルの開花がはじまりました。

 

緑がかった白花が、梅雨空の下、涼しげに風に揺られています。

 

 

 

 

 

ガーデナーズリポート 第84回

ホワイトガーデンでは現在、遅咲き大輪系、フロリダ系、ヴィチセラ系、ヴィオルナ系クレマチスが開花をしています。

 

中心部で大輪の花を咲かせているのは、遅咲き大輪系ロコ-コラ。今年は株が充実して花数が増え、一緒に植栽をしているツルバラを覆うようにして開花しています。

 

鉢仕立てにしているのは、ドイツで作出されたビチセラ系のマリア・コーネリア。白い花弁と濃い紫の花芯とのコントラストが目を引きます。ヴィチセラ系で白花というのは大変貴重で、今後注目の品種の一つではないでしょうか。

 

下向きに咲く小輪の花を咲かせているのは、ヴィチセラ・ホーゲルビー・ホワイト。スウェーデンで作出された品種です。ホワイトガーデンの入り口でフェンスに誘引をしていますが、注意深く観察しないと見過ごしてしまいそうなほど、「控えめな」雰囲気の花です。

ガーデナーズリポート 第83回

チューリップの花形が人気のテキセンシス系のクレマチスも開花しています。

 

華やかな雰囲気とその品種名がぴったりなプリンセス・ダイアナ。庭園内では各所に植栽されていますが、写真はガゼボの扉に誘引をした株です。枝をぐんぐん伸ばしながら蕾をつけていくため、剪定の時期を逃してしまいそうになります。

 

こちらも同様に、つるを長く伸ばしながら次々と花を咲かせるダッチェス・オブ・アルバニー。ポール仕立てのクレマチスコーナーでは、ジャックマニー・スーパーバと競い合いながら開花しています。

 

最後にご紹介するのは、庭園内に昨年末植栽をしたばかりの新しい株、ペヴェリル・プロフュージョン(Peveril Profusion)。展示棟下のフェンスで、遅咲き大輪系のポーリッシュ・スピリットと組み合わせています。桃色の花弁の縁には淡い桃色のエッジが入り、立体的な雰囲気が魅力のイギリス作出の品種です。

ガーデナーズリポート 第82回

現在開花しているヴィチセラ系3品種です。

 

アルバ・ラグジュリアンスは毎年、白い花弁の中に入る緑色のボリュームの入り方に変化が見られる興味深い品種。今年は白と緑のバランスがちょうど良く咲いています。ホワイトガーデンやポール仕立てのクレマチスコーナー、コンテナ、フェンス等でご覧いただくことができます。

 

リトル・ネルは、白い花弁に桃色のエッジが入るかわいらしい品種。フランスで作出されたこちらの品種は、チャオチャオ横のフェンスやコンテナで開花中です。

 

下向きに咲くベル状の花をたくさん咲かせるパゴダは、ポール仕立てのクレマチスコーナーやコンテナ、フェンスで開花しています。華奢で繊細な雰囲気の反面、強健で生育旺盛な品種です。

 

 

ガーデナーズリポート 第81回

庭園内で開花中のヴィオルナ系クレマチス3品種をご紹介します。

 

フラワーショップでも人気の高い這沢(ハイザワ)は、ポール仕立てのクレマチスコーナーでころんとした壷形の花を咲かせています。蕾の状態から開花に至るまで常にかわいらしい品種です。

 

庭園内のあちらこちらに植栽をしている踊場もヴィオルナ系。花弁の外側は明るい桃色ですが、中は白く抜けて、ふわふわと宙を舞うように開花する姿が魅力です。

 

カイウは貴重な白花品種。咲きはじめは肩の部分に淡い紫色が入りますが、開花が進むにつれて白くなっていきます。花弁の先端がくるんとカールする姿が品があって、個人的にお気に入りの品種です。

ガーデナーズリポート 第80回

ポール仕立てのクレマチスコーナーでは2品種以上のクレマチスを組み合わせて植栽しています。

 

パステル調のグラデーションの組み合わせ、反対色の組み合わせ、花形の対比での組み合わせ・・・「組み合わせ」によって、クレマチスがより美しく、より立体的に見られるように意識をした品種選びを心がけています。

 

そんなポール仕立てのコーナー、現在ちょうど見頃を迎えています。今月29日からの剪定作業までは、花がら摘み、誘引といった作業を中心に行っています。

 

 

 

ガーデナーズリポート 第79回

金子明人先生と散策する「クレマチスガーデンツアー」第3回目が開催されました。

 

ツアーの途中にはミニ講座の時間を設け、「金子式!クレマチスの挿し木」という題目でレクチャーとデモンストレーションを行っていただきました。挿し穂のとり方や実際の挿し方、その後の管理など、興味深いお話にご参加くださった方々も大注目の内容となりました。挿し木を即実践したくなったのではないかと思います。

 

2011年度のガーデンツアーイベントも今回が最終回となりました。ご参加くださった皆様、そして金子明人先生、どうもありがとうございました。

 

2012年も5月から6月にかけてツアーを開催する予定です。是非ご参加ください!

ガーデナーズリポート 第78回

6月第3週を迎えたクレマチスガーデンでは、とうとうポール仕立てのクレマチスのコーナーやスクエアフェンスで、遅咲きのクレマチスが咲き揃ってまいりました。

 

一昨年、新設をしたスクエアフェンスには、主に四季咲きで、平咲きのクレマチスを集めて植栽をしています。

 

ジャックマニー、マダム・ジュリア・コレボン、エミリア・プラター、プリンス・チャールズ、ブルー・エンジェル、セム、サーロモンといった品種を中心に多花性の品種を集めました。まだ蕾も沢山!今週の庭園では、ポール部と並んで見どころの一つとなりそうです。

ガーデナーズリポート 第77回

展示棟下の小さなフェンスで開花しているのは、クレマチス・火岳(さんがく)。

 

昨年まではスパークという名前で呼ばれていました。

 

多花性で、花期も長く、遠くからも目を引く濃い桃色の花が魅力です。

 

 

同じくインテグリフォリア系のアフロディーテ・エレガフミナとピセアとの組み合わせはアイランドベッドでご覧いただくことができます。

 

アフロディーテ・エレガフミナのビロード状の紫花が、ピセアのシルバーリーフを背景に引き立てられます。こちらのコーナーでは、同様にピセアとクレマチス・ユーリ(青紫花)、ピセアとクレマチス・インスピレーションの組み合わせもちょうど見頃を迎えています。

ガーデナーズリポート第76回

白花のクレマチスを中心に構成されているホワイトガーデン。

 

現在、開花しているのは、サーロモン、白万重、テッセン、ロコーコラ、アークティック・クィーン、雪小町、フルディーン、ホワイト・プリンス・チャールズ・・等のクレマチスたち。

 

あともう少しでカイウ、ホーゲルビー・ホワイトといった小輪品種も蕾がひらきそうです。

 

 

 

 

ガーデナーズリポート 第75回

例年と比べて、全体的に開花が遅れている遅咲き大輪系、ヴィチセラ系、ヴィオルナ系、テキセンシス系クレマチスですが、少しずつ開花品種が増えてきています。

 

その中の一つ、遅咲き大輪系のヴィクトリアの開花がはじまりました。

 

庭園内では石垣壁、フェンス、ポール、コンテナ・・・とさまざまなシーンで大活躍のヴィクトリア。ポール仕立てのクレマチスコーナーの一角では、樹木仕立てにした株をご覧いただくことができます。モミジ下に植栽をして、樹幹を活用して誘引をしたこの仕立ては、野趣あふれる雰囲気を楽しむことができます。

 

大輪多花性のヴィクトリア、同じく遅咲き大輪系のジャックマニーと並んで、この時期の庭園植栽においてなくてはならない存在のクレマチスです。

 

 

ガーデナーズリポート 第74回

英国で作出された八重咲きのクレマチス、フランチスカ・マリア(フランチスカ・マリー)とアークティック・クィーンの開花がはじまりました。

 

先週開催されたガーデンツアーイベントの中で、金子先生が絶賛されていた二品種です。

 

クレマチスの丘では例年5月末〜6月はじめに咲きはじめ、枝の節々にたくさんの花を咲かせる様子はそれはそれは豪華です。

 

ポール仕立てのクレマチスコーナーではこの二品種が同じポールを飾り、ホワイトガーデンではアークティック・クィーンが他白花品種とともにフェンスを花で覆います。

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