2013年5月アーカイブ

ガーデナーズリポート第228回

梅雨入りが発表され、ここ数日は雨のお天気がつづいています。

 

じとじとした、はっきりしない空模様には、白と青、白と紫の組み合わせはいかがでしょうか。蒸し暑さを忘れさせてくれるお薦めのクレマチスのコンビネーションです:

1:アークティック・クイーンとフランチスカ・マリア 早咲き大輪系同士の組み合わせ

2:白万重とナイト・ヴェール フロリダ系同士の組み合わせ

3:ベラとヴィクトリア ベラは早咲き大輪系/ヴィクトリアは遅咲き大輪系

 

豊富な花型、花色、花のサイズから、お好きな組み合わせを考えるのは、クレマチス栽培の醍醐味のひとつ。開花期に注意をして、複数の品種が一斉に開花する景色を楽しみたいですね。

ガーデナーズリポート第227回

庭園内でクレマチスとバラの競演が見頃を迎える一方、ポール仕立てのコーナーでもさまざまな品種のクレマチスが開花期を迎えています。

 

そのなかでも、ピンク花を咲かせる品種をご紹介します。

 

紫がかった明るい桃色の花弁をもつバルバラ。淡い桃花に黄色い花芯がさわやかなキャロライン。濃い桃色の花弁と赤い縁が特徴のヴィル・ドゥ・リヨン。

同じ桃花でも、表情は三者三様。

 

ポール仕立てのコーナーでは、ラベルで品種の紹介をしています。是非、お気に入りの一品種を探しにいらしてください。

ガーデナーズリポート第226回

前回のリポートでご紹介をした石垣壁のツルバラが、そろそろ満開に近い状態になってまいりました。クレマチスも追いかけるように花を咲かせています。

 

今週は日中の気温が高く、咲き進むスピードも増していることから、今週末が見頃となりそうです。

 

ノットガーデンやボーダーのバラも咲き揃い、バラの香りに包まれた庭園内で、クレマチスとバラとの豪華な競演を是非お楽しみください。

ガーデナーズリポート第225回

 

ノットガーデン、そしてその背景を飾る石垣壁では、日に日にバラの開花が進み、華やさを増しています。

 

壁面はローゼンドルフ・シュパリースホープ、ポールズ・ヒマラヤン・ムスクをはじめ、4種類のツルバラと、遅咲き大輪系、ヴィチセラ系、テキセンシス系を中心としたクレマチスで構成されています。

 

まずはツルバラの開花が進み、後を追うように開花するクレマチスたち。今年はどのような競演を見せてくれるのか、日ごと変化する景色を観察しながら胸が高鳴ります。

ガーデナーズリポート第224回

似たものどうし! そんなクレマチス2品種のご紹介です。いずれも性質が強健、多花性で庭のさまざまなシーンで活躍をするお薦めのクレマチスです。

 

アイランドベッドと呼ばれる、木立性、半木立性のクレマチスを集めたコーナーでは、ピセア(ピセア・プンゲンス・グラウカ・グロボーサ)に誘引をしたクレマチス・ユーリが満開の状態です。ピセアの銀葉とユーリの青紫花とが、美しいコントラストをみせてくれています。

 

一見、ユーリとそっくりな花を咲かせるアラベラは、ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻作品「天の階段」をぐるっと囲むように植栽しているハイビャクシンに誘引しています。

 

ユーリとアラベラ、いずれも草丈1.5-2m程度、花色や花のサイズだけでなく性質も似ていますが、ユーリはエストニア生まれ、アラベラはイギリス生まれ、と作出された国は違います。

 

見分け方ですが、ユーリは横向きに開花するのに対して、アラベラは咲きはじめは上向きに花を咲かせます。さらに、花芯の色がユーリは黄色、アラベラはクリーム色をしています。是非、実際に両品種を見比べてみてください。

ガーデナーズリポート第223回

スクエアフェンスやカナールのボーダーガーデンでボーダーの背景を飾っているのはジギタリス。

 

スクエアフェンス前ではクレマチスやバラの邪魔にならないよう、白花の品種を選びました。ちょうど撮影をしていると、なにやらジギタリスの奥から視線を感じます。近づいてみると、ジギタリスの花色と合わせたかのような真っ白な猫と目が合いました。

 

ポール仕立てのコーナーでは、桃花のジギタリス・タプシ−が開花しています。タプシ−は草丈が40cm程度とコンパクトな品種。クレマチスの下草としても高さのバランスが良くておすすめです。

ガーデナーズリポート第222回

庭園内外でバラの開花が進む中、リストランテ・プリマヴェーラの入口では、壁面を覆うように開花するバラたちがお客さまをお迎えしています。

 

入口の三嶋りつ恵さんによるガラス扉横で鮮やかな黄色い花を咲かせているのは、クライミングローズのツル・ゴールドバニー。前面部はさまざまな葉色をもつ灌木や宿根草で構成しています。

 

そのガラス扉を背にした正面の壁面では、3種類のバラ、左から、群星(ぐんせい)、スパニッシュ・ビューティ、セント・オルバンの白、桃、淡い黄色の花が白壁を飾ります。イングリッシュローズのセント・オルバンは、下向きに咲かせた花が少し重たそうな表情。淡い花色とクラシックな雰囲気が人気の品種です。

ガーデナーズリポート第221回

展示棟上、丘辺のフェンスではクレマチス2品種、クレマチス・ビーズ・ジュビリー(ピンク花・一重)とベル・オブ・ウォキング(淡い紫花・八重)の競演が注目を集めています。一重と八重(万重)の組み合わせは、豪華な印象を与え、フェンスや壁面を立体的に飾ります。品種選びの際には、開花期を合わせることを忘れないようにしたいですね。

 

アイランドベッドの一番手前で開花をはじめたのは、クレマチス・ブルー・ベル。インテグリフォリア系の中でも草丈が低い種類の一つで、咲き始めたばかりの現在は約15cmほどと大変コンパクト!花壇やコンテナなどでも楽しむことができるかわいらしいクレマチスです。

 

ホワイトガーデン外周ボーダーでは、シラー・ペルヴィアナがピラミッド状の花を咲かせています。植えたままで、特別な管理をしていないにも関わらず、毎年この時期に存在感のある、美しい花を咲かせてくれる庭には欠かせない存在です。

ガーデナーズリポート第220回

ホワイトガーデン内のフェンスでは、さまざまな品種の白花を咲かせる大輪系クレマチスにご注目ください。

 

なかには植えつけをしてからそろそろ10年が経過する株もあり、株の充実とともに年々花数が増え、フェンスを占める花の割合も大きくなってきています。是非、間近でクレマチスの花でフェンスを飾るための「枝配りの方法」もご覧いただきたいです。

 

先日まで主役を努めていたオオデマリはそろそろ花期が終盤となりましたが、その代わりに中心部ではバラの開花がはじまりました。5月中旬からは、小中大輪のクレマチスとバラが景色を白く染め、ホワイトガーデンが年間を通じてもっとも上品な表情をみせます。

ガーデナーズリポート第219回

庭園のフェンスボーダーではクレマチス・H.F.ヤングが満開の状態を迎えました。

 

クレマチスといえば「大輪で青紫系」というイメージが根強く、H.F.ヤングは1960年代から現在にいたるまでずっと、クレマチスの代表的な品種として世界中で愛されてきています。

 

フェンスの前に立ち、H.F.ヤングの様子を眺めていますと、その強健な性質、花つきの良さ、そして大輪の美しい花、上品な花色・・・と、長年愛されつづけてきているのには理由があるのだな、と納得してしまいます。

ガーデナーズリポート第218回

4月下旬から少しずつ開花をはじめていたバラたち。5月に入り、本格的に開花期を迎えました。リストランテ・プリマヴェーラの入り口で半八重の花を咲かせているのは、スパニッシュ・ビューティ。周囲に漂う美味しそうなイタリア料理の香りに対抗するかのように、甘い香りを漂わせています。

 

早咲き大輪系やモンタナ系が最盛期を迎える中、インテグリフォリア系クレマチスも花期がスタート。天の階段周辺では、ハイビャクシンにからませるように誘引をしているアラベラが、白花の土岐(トキ)とともに開花中です。

 

ホワイトガーデン周辺ではシャクヤクも開花期を迎えています。現在は主に外周ボーダーで開花が進み、その他の場所ではころんとした丸い蕾が日に日にふくらみつつある状態。来週末には見ごろとなりそうです。

ガーデナーズリポート第217回

カナールの壁面ではクレマチス・ジョセフィーヌが華やかな花を咲かせています。フィカス・プミラに覆われた石壁を背景に、ピンクの濃淡の花がより立体的にみえます。

 

丘辺と庭園のフェンスボーダー、そしてポールではクレマチス・ルイズ・ローの淡い藤色の花が見ごろを迎えています。1980年代にイギリスで作出されたルイズ・ロー。株が充実するにつれて、一重、半八重、八重と、咲き方も多様になります。

 

庭園内各所ではインテグリフォリア系クレマチス、そしてバラやシャクヤクの開花もはじまりました。次回のリポートではその様子をご紹介いたします。

ガーデナーズリポート第216回

開花中の早咲き大輪系クレマチスの様子です。

 

ホワイトガーデンからカナールへと通じる階段手前で、鉢に仕立てているのは面白(オモシロ)。1980年代に日本で作出された品種です。昨年からぐっと花数も増え、見応えのある一鉢に仕上がりました。

 

展示棟上部、丘辺のフェンスボーダーで青紫色の花を咲かせているのはマルチ・ブルー(ムルチ・ブルー)。ザ・プレジデントの枝変わり品種であるマルチ・ブルーは、針状の花芯が豪華な印象を与えてくれます。

 

桂並木で太陽からの光をたっぷり浴び、暖かそうな表情をしているのはアイス・ブルー。咲き始めは少し青みがかった色の花弁が、咲き進むとともに純白に色を変えていきます。そんな花色の変化も楽しむことのできる一品種です。

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