2015年9月アーカイブ

ガーデナーズリポート第321回

金木犀の香り漂う9月末の庭園では、秋の宿根草が見ごろを迎えています。

 

スクエアフェンス前ボーダーでは、アスター・セプテンバー・ルビーが秋花壇を華やかに飾ります。中心に黄色いアクセントが入る濃い桃花のセプテンバー・ルビーには、蜜にさそわれた蝶や蛾がたくさん訪れ、せわしなく飛び回る様子が印象的です。

 

春に植えつけたプレクトランサス・モナラベンダー。9月中旬から満開を迎え、ノットガーデンを青紫色に染めています。厚みのある濃い紫がかった茎や葉だけの状態でも存在感があります。こちらのモナラベンダーはホウジャクに大人気。忙しそうにあちらこちらに飛び回り、蜜を吸っています。

 

ポール部やガーデナーズハウス、カナールで白い小花を咲かせているのはユーパトリウム・チョコレート。濃い葉色を背景に開花する白花は、遠くから観察すると、季節を間違えて雪が舞い降りたかのよう。この白い花に集まるのはミツバチたち。熱心に蜜を集めながら、花から花へと移動します。

 

秋は植物や虫の観察にもぴったりの季節。秋空をトンボが舞う夕方からの庭園散策もおすすめです。

ガーデナーズリポート第320回

秋バラが咲きはじめる10月半ばになると、庭園内はすっかり秋の粧いに変化をしています。しっとりと、落ち着いた雰囲気は、この季節ならでは。春の庭園との植物たちの表情の変化にもご注目ください。

 

8月末から9月はじめに一斉剪定を行ったバラたちは、例年10月第3週ぐらいから見ごろを迎えます。秋バラの魅力はなんといってもその花色の鮮やかさ。日中と夜間との気温差は植物の花色に大きな影響を与えます。さらに、バラと同時期に見ごろを迎える、ダリアやグラス類といった宿根草との競演も見どころのひとつ。同じボーダー花壇でも、開花植物が変化するだけでまったく異なる表情に映ることでしょう。是非、各品種の花の香りも確かめながら、秋バラ散策をお楽しみください。

 

秋のクレマチスガーデンでは、バラ以外にも、秋咲きのクレマチス シルホサ、四季咲きクレマチスの三番花、原種シクラメン ヘデリフォリウムも開花期を迎えます。さらに11月中下旬、気温の低下とともに、クレマチスの丘全体はモミジを代表とする紅葉樹によってさらに秋色に染まります。秋ならではの美しい色合いを、芝上やガーデンチェアに腰掛けて、ゆっくりとご鑑賞ください。

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