今週は季節外れに気温が上がり、本日も初夏を思わせる暑さとなりました。
それを受けて、桜もアーマンディーも開花の速度が加速し、今週末にかけてちょうど満開を迎えそうです。
週末はクレマチスガーデンで、一年に一度だけご覧いただくことのできる桜とアーマンディーの競演の様子を是非お楽しみください。
今週は季節外れに気温が上がり、本日も初夏を思わせる暑さとなりました。
それを受けて、桜もアーマンディーも開花の速度が加速し、今週末にかけてちょうど満開を迎えそうです。
週末はクレマチスガーデンで、一年に一度だけご覧いただくことのできる桜とアーマンディーの競演の様子を是非お楽しみください。
昨日より一段と暖かく、穏やかな春の風が感じられる1日になりました。
庭園内、各所に植栽されている桜の様子です。
鮮やかななピンク色の花が目を引く熱海桜は早咲きの品種。現在、七分咲きぐらいまで咲き進んでいます。
ソメイヨシノは開花が始まったばかり。今週は気温が高く推移する予報ですので、次の週末から4月第1週にかけて早咲きクレマチス アーマンディーとともに見頃を迎えそうです。
アーマンディーが花期をバトンするモンタナ系クレマチス。桜の木の下に植栽している樹木仕立てのダスキー・スターには、可愛らしい蕾があがっていました。バトンを受けとるまで、このまま順調に蕾を膨らませてほしいです。
温室で管理をしていたクレマチス・アコウエンシス(C. akoensis)が咲きはじめました。今年もガーデナーズハウスのティールームでご覧いただくことができます。
アコウエンシスは台湾に自生する原種のため、寒さが苦手。残念ながら、クレマチスガーデンでは地植えはできず、鉢植えにして冬季は温室内で育てています。
純白の花弁に青紫の花芯、このコントラストが美しいだけでなく、花には芳香があります。その上さらに、ころん、つるんとしたかわいらしい蕾と、ハート形の葉・・と魅力多いクレマチスです。
気温が急激に上昇した先週のお天気を受けて、早春咲きクレマチス アーマンディーの蕾が開きはじめました。日当りの良い場所から少しずつ開花をしていますが、まだ庭園内全体では蕾が目立つ状態です。
例年、4月上旬に見頃を迎えるアーマンディー。開花期間中、花とともにご注目いただきたいのが、同時に展開をはじめる新芽の様子です。
旧枝咲きのアーマンディーは、今から伸びる新芽が来年開花するツルになります。そのため、ガーデナーは現在開花しているアーマンディーの花がら摘みを行いながら、並行して1年後の春のためにツルを誘引する作業を行なっています。ちなみにアーマンディー系クレマチスの剪定は花後すぐに作業を。ゴールデンウィークぐらいまでを目標に、園では取り組むように心がけています。
一雨ごとに、急スピードで春へと変化をしていく庭園内。開園前のガーデンに足を踏み入れると、一晩での変化に驚かされることが多々あります。
まだ茶色い芝面から、鮮やかな黄色い花を咲かせる水仙・テタテイトも春景色には欠かせない存在です。
数年間、球根を植えっぱなしにしていても、毎年同じように、草丈も花数も変化なく花を咲かせてくれるテタテイト。鉢でも、もちろん地植えでも楽しむことができる頼りがいのある、お薦めの品種です。
春の訪れの近づきを感じる瞬間が多くなりました。
庭園内各所で見られる早春咲きクレマチス アーマンディーの蕾の様子もそのひとつ。日に日に蕾の形がはっきりと変化をしていく様がご覧いただけます。今週は気温が高く推移する予報ですので、開花も間近となりそうです。
3月の白鉢は、毎年楽しみにしてくださっている方も多い、フォステリー系クレマチス・カートマニージョーとピクシーの組み合わせ。ツル性のクレマチスは上へ上へと誘引して育てることが多いですが、このように品種によっては下垂させて咲かせる方法もお薦め。ガーデナーズハウスでは、ハンギングバスケットにして楽しんでいます。
カナールの斜面ではイフェイオンが咲きはじめました。
白、黄、桃、ブルーの花を咲かせる約6品種が植栽されています。
濃い青花を咲かせるロルフフィードラーやウィズレーブルーは、ちょうど開花期が重なる水仙類との相性も抜群!カナールの入り口では水仙・テタテイトとイフェイオンとの組み合わせが、正面の斜面を飾ります。
やさしい桃色の花を咲かせるピンクスターや、鮮やかな黄花のセロウィアナム、白花のユニフローラアルバなど、早春のまだ色が少ないガーデンだからこそ目を引く存在です。
今年も、ジュリアーノ・ヴァンジの作品「竹林の中の男」がクロッカスの群植上を歩くシーズンを迎えました。
本来、竹林を抜け出した先に発見した絶景に男が驚嘆した様子を表した作品ですが、2月下旬から3月初旬のみ、男が早春を楽しんでいる姿をご覧いただくことができます。
男は、手前に植栽されているエランシスやヘレボルスの花々も楽しんだ後に、竹林へと足を踏み入れたのではないでしょうか?・・・こんな風に、ストーリーを妄想しながら、男と同じ景色を楽しむ散策はいかがでしょうか?
3月のスタートは春の嵐から。これから本格的な春の到来までは雨の回数も増え、植物の成長も日毎、驚くほどの変化を見せてくれることでしょう。
そんな3月に入ったばかりのクレマチスガーデンでは、小球根類の開花が各所で進んでいます。毎年、心待ちにしているのがIZU PHOTO MUSEUMのアプローチで花を咲かせるミニアイリスたち。宿根草の地上部が枯れ、むき出しの土の中から、ある日突然新芽が出現。数日後には高さ約15〜20cmほどの花を咲かせます。紫花のJ.S.ダイト、淡いブルーのカンタブ、そして花弁に黄色いユニークな模様の入るキャサリン・ホドキンなど約3品種が開花します。