1月第4週を迎えた庭園内では、ガーデナーがクレマチスの剪定作業をすすめています。
鉢に仕立てているクレマチスのツルを誘引するために、園では主に竹支柱を使用しています。この休眠期の剪定作業をするタイミングで、竹支柱は新しいものに取り替えます。
剪定作業を終えた旧枝咲きと新旧両枝咲きの品種はツルを丁寧に旧竹支柱から外して下ろしておきます。旧支柱を鉢内から抜き取り、新たな支柱を鉢内に差し込み、頂点を固定。この際、頂点はまずは結束バンドで固定してから、茶色いシュロ縄で結びます。その後、ツルを新竹支柱に配り、ビニールタイで留めれば(誘引)完成です。
病気予防のためにも、土内に折れてしまった支柱の残りなどがないよう注意をして作業をしています。
*鉢仕立てにした常緑品種のクレマチスは花後に同様の作業を行なっています。冬咲き品種のアンスンエンシスは2月頃、アーマンディーであれば春の開花期が完了後、剪定時に竹支柱を交換しています。