2021年3月アーカイブ

ガーデナーズリポート第491回

早春咲きクレマチス アーマンディーは、毎年1月頃からツルの節間に小さなふくらみを出現させて、時間の経過とともにそれが少しずつ、少しずつ大きくなっていきます。

 

3月中下旬になると、実は小さな蕾の集合体であるそのふくらみから、まるで殻を破って飛び出してきたかのように一つ一つの蕾が姿を表し、その後に白や淡い桃色の花を咲かせて開花期にはいります。

 

最盛期を迎える4月中旬、アーマンディーの花々は株元に次々と花弁を落とし、土の上は白やピンクに染まります。庭園内ではガーデナーが花がらを摘む作業や来年の開花に向けて剪定をしたり、ツルを配る作業を進めますが、少し放っておかれた株にできる種子の様子がまた魅力的です。本来、種子をつけたままでは株にとっては良くありませんが、しばらく種子を観察したり、採取したり、切って花器に飾ったり‥と、最後までアーマンディーを満喫するのがアーマンディーシーズンの恒例になっています。

ガーデナーズリポート第490回

植物が休眠している間に行わなければいけない作業がほぼ完了したところで、早くもアーマンディーの花が開花期に入りました。

 

常緑で一季咲きのアーマンディー系クレマチス。他のクレマチスではあまり見られない、分厚くて、大きな葉をもち、ツルの伸びが大変旺盛な個性豊かな特徴をもつ系統です。白い小さな花には香りがあるため、最盛期を迎えるころ、庭園内全体はアーマンディーの香りに包まれます。

 

春の庭を代表するアーマンディーですが、今年は開花が少し早く始まったため、見頃は3月第4週ぐらいから4月上旬にかけて、となりそうです。ソメイヨシノや、球根性植物の花との競演もこの時期ならではの景色。是非、一年のクレマチスシーズンの幕開けとも言うべきアーマンディーが開花する景色をお楽しみください。

 

*画像は2016年4月6日撮影。アーマンディー、チューリップ、桜が同時に開花したホワイトガーデンの様子です。

 

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