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About Clematis/はじめてのクレマチス

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クレマチスの歴史

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クレマチスの歴史
テッセン
【テッセン】

今日のクレマチスのルーツは、南ヨーロッパのヴィチセラ、中国のラヌギノーサやテッセン、日本のカザグルマと言われています。
クレマチスは主に、ガーデニングの本家イギリスで育種され、発達しました。ところが、イギリスには原種(ヴィタルバ)が一種類しかありませんでした。16世紀頃から世界に分布していたクレマチスがイギリスに渡り、それをもとに交配が行われ、多彩な品種群が誕生したのです。
しかも、今日の大輪園芸種のもとになったのが日本からヨーロッパに渡ったカザグルマや中国のラヌギノーサなのです。

16世紀前、中国からテッセンが日本へ

日本に中国からテッセンが渡来したのは16世紀前と言われています。桃山時代にはすでに栽培鑑賞されていたという記録があり、特に江戸時代にはテッセンとカザグルマの園芸品種がいくつも作られていました。当時の絵画や織物、木彫り品など、たくさんの作品にテッセンやカザグルマの姿が残されています。

19世紀、南ヨーロッパのビチセラがイギリスへ

園芸品種の育種が始まるのは19世紀からです。オランダ人の医師シーボルトが日本からカザグルマを持ち帰ったと伝えられています。 また、イギリス人のフォーチューンが中国からラヌギノーサ、日本から八重咲きのカザグルマ(雪おこし)を持ち帰り、今日に見られるような多くの変化に富んだ園芸品種が初めて作り出されたと言われています。

明治時代?大正時代、日本にクレマチスが逆輸入

明治の終わりから大正にかけて、カザグルマやラヌギノーサをもとに世界の原種と交配して品種改良されたクレマチスがヨーロッパのバラ業者によって、日本に逆輸入されました。それ以降、育種家の手によって、世界的な銘花が次々と誕生し、園内での品種改良もすすみ、日本人好みの品種も作出され、今日のクレマチスブームに至っています。