朝晩の気温の低下とともに、樹木の葉が少しずつ色づきはじめ、各ボーダーではススキやペニセツムといったグラス類が秋風に大きく揺れる姿が目立つようになりました。バラの開花も本格的にはじまり、これからしばらくは色鮮やかなバラの花々が庭園の主役をつとめます。
バラ・ゴールデン・ボーダーは、レモンイエローの濃淡がかわいらしいフロリバンダローズ。花つきが良く、風にのって漂うさわやかな香りも特徴です。房になって開花する様子はまるでブーケのよう。
右下の写真は、ポール仕立てのクレマチスコーナーで、せわしなくフジバカマの花から花へと飛びまわっているアサギマダラの様子です。ステンドグラス状の美しい羽をもつこの蝶と、毎年この時期に会えるのを楽しみにしています。