クレマチスガーデンは昨日から臨時休館の期間に入りました。この期間中も多くの植物が開花期を迎えます。管理作業を続けている庭園内よりその様子をリポートさせていただきます。
前回のリポートでは原種チューリップの開花についてお伝えしましたが、今回は園芸種のチューリップをご紹介させてください。ちょうど見頃を迎えているのが、ホワイトガーデンで開花する白花のチューリップたち。スプリンググリーン、銀盃、サッポロ、ホワイトバレーをはじめとする10品種を超える白花品種が開花しています。
チューリップの白い花を引き立てている陰の脇役はクサツゲの若葉色の存在。このクサツゲの葉色がチューリップたちをより上品に見せてくれているように感じます。
ホワイトガーデン内では、間もなく早咲き大輪系クレマチスやモンタナ系クレマチスが開花期を迎えます。外周を四角く囲むような構造になっているフェンスは、来月にかけて少しずつ白花で覆われていきます。年間を通じて最も「白いホワイトガーデン」になる様子はまた別のリポートでご紹介させてください。