庭園内各所で早咲き大輪系クレマチスが最盛期を迎えています。
ガーデナーズハウスの一角でピンクの大輪花を咲かせているのはドロシー・トレバー。英国で作出された品種です。蕾が開いた状態から咲き進むにつれて、少しずつ花色が変化をしていくため、まるで2品種のピンク花クレマチスが競演しているような一鉢になりました。
ローズ・シュプリームも英国生まれの品種。花つき、花保ちが良く、誰からも好まれる上品なピンク花が特徴です。一輪の花のサイズは約15cmと大きいのですが、弁端に向かって細くなる剣弁花のためすっきりと見えます。
豪華な八重花の花を咲かせているマジック・フォンテーンは日本生まれのクレマチス。花の中心から展開するにつれて花色、花形の表情が変わり、長期間一輪を楽しむことができます。庭園内ではフェンス仕立て、鉢仕立て、壁面など多くの場面に植栽されている人気の品種です。