秋バラのシーズンも終わり、次の季節にむけて植物たちの様子は日毎大きく変化をしています。 その変化を観察しながら、庭園内ではガーデナーによって来年の春から初夏の庭にむけての作業が進められています。現在作業の終盤を迎えているのが球根類の植えつけ作業です。 &n...
庭園内では、本格的な秋の庭に向けて、さらには2021年春夏の庭に向けて、ガーデナーによる管理作業が進められています。 9月下旬の庭で、作業中に名前のご質問を多くいただく植物についてご紹介します。まずは、ホワイトガーデンの中心で見頃を迎えているキャッツウィス...
四季咲きクレマチスの今年2回目の開花がスタートしています。年間でもっとも気温が高い時期に開花期が重なるため、春に開花する一番花と比較しますと咲き進みが早く、一輪のサイズが小さくなったり、品種によっては花色が薄く開花するものもあるのが二番花の特徴です。 小輪...
ホワイトガーデンでは、7月下旬から8月にかけて見頃を迎えるノリウツギ・ミナヅキとユリ・カサブランカが今年も開花期に入りました。ちょうどご来園くださったお客様から剪定方法のご質問をいただきましたので、ご紹介してみます。 ベンチの両脇に植栽されている落葉低木の...
遅咲きタイプの四季咲き品種(遅咲き大輪系、ヴィチセラ系、インテグリフォリア系、テッセンの系統、テキセンシス系、ヴィオルナ系など)の一番花も完全に終わったもの、終盤を迎えているものそれぞれですが、庭園内では二番花にむけてガーデナーによる剪定と誘引作業が続いています。 &n...
小中輪系の多花性品種が見頃を迎えている庭園内から、ピンクの花を咲かせる注目のクレマチスをご紹介します。 鉢仕立てやポール仕立てで今年から導入をしたマリア・ルージュ。一輪の花のサイズは5cm程度と大きくないのですが、鮮やかな花色が遠くからでも目を引くフロリダ...
6月初旬のクレマチスガーデンでは、小中輪系を中心とした四季咲きクレマチスが見頃を迎えています。庭園内では多様な花色、花形、草姿をもつ幅広い品種を、熱心に、じっくりと時間をかけて観察してくださっているお客様の様子が目立ちます。 今回のレポートでは青紫色〜紫色...
2019年12月から今年のはじめにかけて石垣壁のツルバラとクレマチスを剪定し、誘引をしてから約5ヶ月の月日が経過しました。 バラの枝とクレマチスのツルしかなかった石垣壁に、ある日突如新芽の若草色が出現。徐々に葉が展開し、葉色が濃くなると、石垣自体の色は全く...
早咲き大輪系クレマチスの花期が終盤を迎えた園内では、インテグリフォリア系、テキセンシス系、ヴィオルナ系、フロリダ系、遅咲き大輪系、ヴィチセラ系のクレマチスが少しずつ開花期に入りました。 丘辺のフェンスボーダーで鮮やかなピンク色の小花が目に飛び込んできました...
リストランテの入り口壁面3面を利用して9品種のバラを植栽しています。 三嶋りつ恵さんによるガラス扉横の壁ではつる・ゴールド・バニーとつる・ヒストリーが白い壁面に鮮やかな黄色と淡桃色の花を咲かせます。現在はちょうどゴールド・バニーが見頃を迎えています。 &n...
庭園内各所で早咲き大輪系クレマチスが最盛期を迎えています。 ガーデナーズハウスの一角でピンクの大輪花を咲かせているのはドロシー・トレバー。英国で作出された品種です。蕾が開いた状態から咲き進むにつれて、少しずつ花色が変化をしていくため、まるで2品種のピンク花...
今週も、臨時休館中のクレマチスガーデンから庭園内の様子をお伝えさせていただきます。 先週から少しずつバラが開花期に入りました。毎日、まるで塗り絵をしているかのようにみるみる花色が増えていく、それが5月の庭を観察する楽しみのひとつかもしれません。  ...
カナールのボーダーガーデン左手では、ジョセフィーヌ、アイ-ノール、エンプレスをはじめとした早咲き大輪系クレマチスが見頃を迎えています。 ジョセフィーヌやエンプレスのような万重咲き、八重咲きの品種は、平咲きの品種と組み合わせると、豪華な雰囲気が少し自然風に和...
こどもの日の今日は二十四節気の「立夏」。暦の上では初夏の到来ですね。朝から気温が上がった庭園内から、クレマチスの株元を飾る下草の様子をご紹介します。 ポール仕立てのクレマチスコーナーでは、クレマチス下に1年草や宿根草を選んで植栽しています。クレマチスの花と...
5月に入ったクレマチスガーデン。昨日から気温が上がって、今年はじめての夏日を迎えています。本日は、そんな庭園内でクレマチスの株元を飾る球根性下草のご紹介です。 木立性クレマチスを集めて植栽しているアイランドベッドでは、早春から咲きつづけているユーフォルビア...
早咲き大輪系クレマチスの開花が進んでいます。 チケットセンター周辺を飾る鉢仕立ての雪おこしと面白(おもしろ)。いずれも古くから愛されつづけているクレマチスです。植えつけてから年数が経過して株が充実し、花数も増えました。竹支柱で組んだ誘引材の下から上まで花が...
モンタナ系とともに開花期に入ったのが早咲き大輪系クレマチス。「クレマチス」というとこの大輪の花を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 幅広い花色はもちろん、一重・八重・万重と花形もさまざま。開花すると一輪でも華やかな早咲き大輪系は、コンパクトに育つ品...
チューリップや水仙、ムスカリといった球根性植物がガーデンを彩る4月下旬の景色の中で、例年多くのお客様から植物名を尋ねられるのがアリウムです。6月にかけて数品種のアリウムが庭園内で開花をします。 4月末から開花期に入る早咲きの種類が、コワニー、ジャスディアナ...
臨時休館中のクレマチスガーデンから、今週も庭園内の様子をリポートさせていただきます。 早春咲きクレマチス アーマンディー系の開花期が終わり、それを引き継ぐようにモンタナ系が花を咲かせはじめました。モンタナ系もアーマンディー系同様、一年間で開花するのはこの4...
チューリップが見頃を迎えたガーデンですが、他の球根性植物もあちらこちらで花を咲かせています。 庭園内に植栽をしているムスカリ、シラー、水仙、イフェイオン、クロッカスといった球根性植物は、毎年秋に追植する種類もありますが、ほとんどが土中に植えたままで管理をし...
木々の新緑の色、菜の花や水仙の黄色など、春色はさまざまですが、ピンク色もその一つ。 クレマチスガーデンでも庭園内のあちらこちらでピンク色を見つけることができます。 カナールの水路に入ると、目に飛びこんでくるのが右手斜面で開花するシャクナゲの花...
クレマチスガーデンは昨日から臨時休館の期間に入りました。この期間中も多くの植物が開花期を迎えます。管理作業を続けている庭園内よりその様子をリポートさせていただきます。 前回のリポートでは原種チューリップの開花についてお伝えしましたが、今回は園芸種のチューリ...
4月に入り、日ごと景色を変えていくクレマチスガーデン。枝がむき出しになっていた落葉樹も新緑に覆われ、春に開花する球根性植物たちも次々と開花期を迎えています。 チューリップもそのひとつ。原種系チューリップを主に植栽しているガーデナーズハウスの小さな庭や、ホワ...
朝から弱い雨が降ったり止んだりのお天気になりました。ソメイヨシノは全体的にまだ三分咲きぐらいの開花状況のため、雨で花が散るといった影響はなく、数種類の鳥たちが忙しそうに枝から枝へと飛び回る様子が見られます。 そのソメイヨシノと、現在見頃を迎えているクレマチ...
連休が明けて週のはじまりの月曜日、春風が時おり強くふいて、早春咲きクレマチス アーマンディーの香りがガーデン内全体を包みこむように漂っています。 見頃を迎えたアーマンディーの花ですが、花の芳香や常緑であることとは別に、花弁の形に個体差があることに気がつかれ...
庭園内各所で水仙・テタテートが見頃をむかえています。 ヴァンジのモザイク壁を鑑賞しながら庭園内に入ると、目に飛び込んでくるのが鮮やかな黄色い花たち。芝生の中から背筋を伸ばして、いくつもの水仙の花が同じ方向をむいて咲く様子は、まるでこちらが水仙に眺められてい...
暖冬の影響を受け、例年と比べて約2週間ほど早い、2月最終週から早春咲きクレマチス アーマンディーが開花期に入りました。 植物が休眠に入った昨年末から2月にかけて、ガーデナーは今春に向けての管理作業を進めてまいりました。つるバラの剪定と誘引作業から始まり、木...